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メンバー別コメント密度ランキング

どのメンバーの配信が、最も「コメントが途切れない」のか。配信時間で割ることで“長く配信した人”が有利にならないよう正規化した、コメント密度(1分あたりのコメント数)のランキングです。当サイトに蓄積された十数億件のライブチャットから集計しました。

「コメント密度」とは — なぜ総数ではなく1分あたりか

配信のにぎやかさを「総コメント数」で比べると、結局「長く・たくさん配信した人」が上位になりがちです。それはそれで一つの指標ですが、配信そのものの“熱量の濃さ”は見えにくくなります。

そこでこのランキングでは、総コメント数 ÷ 総配信時間(分)= 1分あたりのコメント数(コメント密度)を指標にしました。配信の長短に左右されず、「コメント欄がどれだけ途切れず流れ続けているか」を測れます。 1位の宝鐘マリン毎分227.6コメント。1秒あたりおよそ3.8件が流れ続けている計算で、配信中ずっとコメント欄が動いている状態です。

集計対象はホロライブJPの個人メンバー45名(コメントのある実在配信のみ)。グループ/公式チャンネルは性質が異なるため、ランキング本体からは分けて後述します。

コメント密度ランキング(個人メンバー 45名)

#メンバー世代コメント/分総コメント配信数平均尺(分)
1宝鐘マリン3期生227.629,719,1071,062123
2兎田ぺこら3期生224.1105,766,5832,397197
3さくらみこ0期生222.979,061,3701,896187
4大空スバル2期生220.574,486,1231,939174
5星街すいせい0期生206.715,322,30977596
6湊あくあ2期生206.324,739,080674178
7雪花ラミィ5期生186.739,857,5951,404152
8天音かなた4期生179.337,003,2931,376150
9AZKi0期生176.219,808,437824136
10大神ミオGAMERS172.526,832,3281,376113
11沙花叉クロヱholoX169.417,976,388556191
12戌神ころねGAMERS164.348,087,6131,330220
13博衣こよりholoX156.484,408,3782,486217
14風真いろはholoX155.318,361,496816145
15猫又おかゆGAMERS152.246,517,0321,549197
16ラプラス・ダークネスholoX149.97,539,88952696
17白上フブキ1期生142.650,996,2902,821127
18桃鈴ねね5期生142.620,176,4211,169121
19紫咲シオン2期生139.812,930,666597155
20桐生ココ4期生138.713,074,154741127
21輪堂千速FLOW GLOW132.110,182,431479161
22白銀ノエル3期生13237,713,2031,481193
23儒烏風亭らでんReGLOSS131.46,992,461491108
24音乃瀬奏ReGLOSS130.411,012,500588144
25角巻わため4期生129.959,526,8401,910240
26轟はじめReGLOSS125.89,169,024551132
27一条莉々華ReGLOSS122.718,638,532920165
28ときのそら0期生120.823,308,3921,521127
29百鬼あやめ2期生118.28,666,288433169
30獅白ぼたん5期生117.423,731,1541,375147
31水宮枢FLOW GLOW10912,035,042581190
32響咲リオナFLOW GLOW105.28,477,844489165
33尾丸ポルカ5期生102.723,570,2291,828126
34綺々羅々ヴィヴィFLOW GLOW98.714,111,600611234
35赤井はあと1期生96.512,093,0621,139110
36常闇トワ4期生95.122,011,6301,553149
37姫森ルーナ4期生94.125,577,9161,192228
38火威青ReGLOSS91.15,797,292437146
39鷹嶺ルイholoX90.325,368,1351,474191
40虎金妃笑虎FLOW GLOW84.74,465,546309171
41不知火フレア3期生84.629,839,9771,647214
42夏色まつり1期生71.713,043,9121,496122
43ロボ子さん0期生60.313,491,9311,609139
44アキ・ローゼンタール1期生53.717,661,3251,567210
45癒月ちょこ2期生456,654,421974152

トップ層を読む — 220コメント/分の壁

上位を見ると、宝鐘マリン・兎田ぺこら・さくらみこ・大空スバルの4名が毎分220コメントを超え、頭一つ抜けています。1分あたり220件は、コメント欄がスクロールで読めないほど流れ続ける水準です。

特筆すべきは兎田ぺこら。総コメント数で全メンバー中ダントツの10600万件超(後述)を集めながら、密度でも毎分224.1コメントで2位につけています。配信本数2,397本・平均197分という圧倒的な配信量を重ねてなお、一本一本の密度が落ちていない——「量も密度も両立する」稀有な例です。

宝鐘マリンが密度1位(毎分227.6)に立つ一方で総コメント数は中位、というのも示唆的です。密度ランキングは「人気=総数」とは別の角度を映します。短くても濃い配信をする人が、長く配信する人を密度で上回ることがあるのです。

上位メンバーを一人ずつ読む

密度上位のメンバーは、それぞれ違う“濃さの作り方”をしています。数字の裏側を一人ずつ見ていきます。

宝鐘マリン(3期生・密度1位)。毎分227.6コメントで全体トップ。平均配信尺は123分と上位陣の中ではむしろ短く、限られた時間にコメントを最も濃く集める「凝縮型」の代表です。総コメント数は中位ながら、一本の密度では誰にも負けていません。

兎田ぺこら(3期生・密度2位)。配信本数2,397本は全メンバー有数、平均尺も約197分の長尺型。普通なら本数と尺が増えるほど密度は薄まりますが、ぺこらは物量を積みながら密度も2位という離れ業をやってのけています。完全初見の長編RPGなど“腰を据えて遊ぶ”配信でもコメントが途切れない地力の高さです。

さくらみこ(0期生・密度3位)。毎分222.9コメント。別記事「最も盛り上がった配信ランキング」で上位50本中20本を占めたことからも分かるとおり、参加型企画と耐久配信でコメントを連続的に爆発させるスタイルが、平均的な密度を押し上げています。

大空スバル(2期生・密度4位)はゲーム長編と同時視聴の二刀流で高物量・高密度を両立。星街すいせい(0期生・密度5位)は平均尺96分と上位陣でとりわけ短いのに密度上位という、純然たる凝縮型。歌やトークなど“濃い時間”が中心の構成がうかがえます。

対照的なのが戌神ころね(GAMERS)。平均尺220分という全体屈指の長尺型でありながら、密度も上位に食い込みます。長時間ずっとコメントを途切れさせない“持久型”の濃さです。凝縮型のすいせいと持久型のころね——正反対のアプローチが、どちらも高密度に到達しているのが面白いところです。

7位以下も個性豊かです。雪花ラミィ(5期生)・天音かなた(4期生)・AZKi(0期生)・大神ミオ(GAMERS)が毎分170前後で続きます。 少し下って沙花叉クロヱ(holoX)は配信数こそ556本と控えめながら、平均191分という長尺で高めの密度を保つ“濃い長配信型”。ここまでの上位陣だけでも、世代もスタイルもばらばらで、「密度が高い」への道が一本道ではないことがよく分かります。

4つのタイプに分かれる“濃さの作り方”

ここまで見てきた違いを整理すると、コメントの濃さの作り方は大きく4つのタイプに分けられます。

  • ① 凝縮型……短い配信に熱を集中させる。宝鐘マリン、星街すいせい。1本が短くても毎分の密度は最上位。
  • ② 持久型……長尺でもコメントを途切れさせない。戌神ころね、兎田ぺこら。長時間×高密度の両立。
  • ③ 物量型……毎分の密度は標準でも、圧倒的な配信本数で総量を築く。白上フブキ、博衣こより。
  • ④ 対話型……コメントを急かさず、じっくり言葉を交わす。アキ・ローゼンタール、癒月ちょこ。密度の数字は穏やかでも確かなファンに支えられる。

同じ「人気配信者」でも、コメント密度という物差しを当てると立ち位置がくっきり分かれます。順位の上下そのものより、このタイプの違いが見えることが、密度というデータの一番の収穫かもしれません。

「物量」と「密度」は別物 — 2つの軸で見るホロライブ

ここで「総コメント数(物量)」の上位も並べてみます。密度ランキングとは顔ぶれが少し変わります。

  • 兎田ぺこら105.8M / 224.1/分
  • 博衣こより84.4M / 156.4/分
  • さくらみこ79.1M / 222.9/分
  • 大空スバル74.5M / 220.5/分
  • 角巻わため59.5M / 129.9/分
  • 白上フブキ51.0M / 142.6/分

物量トップは兎田ぺこら(密度も上位=両立型)ですが、2位の博衣こより、5位の角巻わため、6位の白上フブキは「総数は多いが密度は中位」。 白上フブキは全メンバー最多の配信本数を誇り、その積み重ねで膨大な総コメントを生んでいます。これは「たくさん配信して長く愛されるタイプ」。 対して密度が高いのは「一回の配信に熱が凝縮するタイプ」。どちらが上というものではなく、配信者としての性格の違いが、2つの軸にきれいに表れています。

世代別の傾向 — 新人ほど高密度…ではない

世代(期生・ユニット)ごとに平均密度を出すと、意外な傾向が見えます。

  • 0期生5名)平均 157.4/分
  • 1期生4名)平均 91.1/分
  • 2期生5名)平均 146/分
  • GAMERS3名)平均 163/分
  • 3期生4名)平均 167.1/分
  • 4期生5名)平均 127.4/分
  • 5期生4名)平均 137.4/分
  • holoX5名)平均 144.3/分
  • ReGLOSS5名)平均 120.3/分
  • FLOW GLOW5名)平均 105.9/分

最も平均密度が高いのは3期生(平均167.1/分)、最も低いのが1期生(平均91.1/分)でした。 ここで注目したいのは、最も新しいユニット(ReGLOSS・FLOW GLOW)が上位ではないこと。「新人はデビュー特需で密度が高く出る」という直感に反し、実際にはベテラン世代が上位に並びます。コメント密度は一過性の話題性ではなく、積み重ねてきたファンとの関係性を映していると読めます。

世代ごとに中身を見ると、傾向の理由が見えてきます。最高平均の3期生は、宝鐘マリン・兎田ぺこらという密度トップ2を擁することで全体を押し上げています。ただし同じ3期生でも不知火フレアは穏やかな密度で、一つの世代の中の振れ幅が非常に大きいのが特徴です。少数精鋭のGAMERS(大神ミオ・戌神ころねら3名)が平均で上位に来るのも、メンバー全員のテンポが高めだからです。

逆に平均が最も穏やかな1期生は、じっくり言葉を交わすスタイルのアキ・ローゼンタールや夏色まつりを含むことが数字に表れています。最新ユニットのFLOW GLOWが最下位グループにいるのも示唆的で、密度=コメントの途切れなさは、デビューからの時間とともにファンとの“呼吸”が噛み合って育っていくものだと読み取れます。新人がいきなり最高密度になるわけではない、という点は、このデータの意外な発見の一つです。

配信の長さと密度の関係

「平均尺(1配信あたりの平均分数)」と密度を見比べると、こちらも一様ではありません。星街すいせいは平均尺が短め(歌やトーク中心で凝縮されやすい)ながら高密度。一方、戌神ころねのように平均尺が3時間半を超える長尺型でも高めの密度を保つメンバーもいます。

つまり「短いから濃い」「長いから薄い」という単純な関係はありません。短時間に熱を凝縮するスタイルも、長時間ずっとコメントを途切れさせないスタイルも、どちらも高密度に到達しうる——配信の設計次第だということです。

配信量から見えること — 本数と長さ

密度と並べて「配信本数」と「平均尺(1配信あたりの分数)」を眺めると、活動のかたちも見えてきます。配信本数では白上フブキ・博衣こより・兎田ぺこらが2,000本超の“量産派”。一方、星街すいせい・湊あくあ・沙花叉クロヱのように1,000本未満で、その分一本の密度や尺で個性を出すメンバーもいます。

平均尺はさらにばらつきが大きく、戌神ころねの約3時間40分のような長丁場型から、星街すいせいの1時間半ほどのコンパクト型まで様々です。「短く何度も」「長くじっくり」「濃く一気に」——配信の頻度・長さ・密度の3つの組み合わせが、そのままメンバーの活動スタイルの指紋になっています。総コメント数という一つの結果は、この3要素の掛け算で生まれていると考えると、順位表がより立体的に読めます。

分布で見る — 中央値と“ばらつき”

個人45名の密度は、中央値 毎分131.4コメント。下位4分の1の境界が98.7、上位4分の1の境界が164.3で、最小45〜最大227.6という幅があります。

最大と最小で5倍ほどの開きがあるわけですが、これは優劣ではなく配信の性質の違いです。高テンポなゲーム実況や参加型企画はコメントが流れやすく、ゆったりした雑談・作業・ASMR系は密度が穏やかになります。同じ「人気配信者」でも、密度という物差しで見ると個性がくっきり分かれます。

中位層 — “標準的なにぎやかさ”の厚み

順位表の真ん中——毎分98.7164.3コメントの帯(全体の中央半分)には、ホロライブの多数派が並びます。トップ層の毎分220コメントのような“奔流”ではないものの、コメントが常に流れ続ける、十分にぎやかな水準です。

この中位層の厚みこそ、ホロライブ全体のコメント数を支えています。たとえば総コメント数2位の博衣こよりは密度こそ中位(毎分156.4)ですが、2,486本という膨大な配信数で巨大な総量を生み出しています。白上フブキにいたっては全メンバー最多の2,821本。「毎分の密度は標準的でも、配信を積み重ねることで圧倒的な総量に至る」——中位層には、こうした“継続の力”で存在感を示すメンバーが多くいます。密度と物量、どちらの軸で見るかで主役が入れ替わるのが、ホロライブという集団の層の厚さです。

下位層の読み方 — 密度が低い=不人気ではない

密度が穏やかなメンバー(毎分45〜85コメント帯)にも、総コメント数では数百万〜数千万件を積み上げている人が少なくありません。たとえば最も密度の穏やかなメンバーでも、長年の配信を通じて確かなコメント数を集めています。

密度の低さは「盛り上がらない」ではなく「コメントを急かさない配信スタイル」を意味します。じっくり言葉を交わす雑談、聴かせる歌、落ち着いて見られる作業配信——こうしたスタイルは密度の数字には表れにくいけれど、確かなファンに支えられています。密度ランキングは“熱の濃さ”の一面を測るものであって、配信の価値そのものの順位ではない点は強調しておきます。

グループ・公式チャンネルについて(参考)

個人メンバーとは別に、グループ/公式チャンネルも集計しています。これらは個人の配信とは性質が異なるため、ランキング本体からは除外し、参考値として示します。

  • hololive DEV_IS ReGLOSSユニット247.2/分(154本・平均29分)
  • hololive DEV_IS FLOW GLOWユニット221.3/分(78本・平均29分)
  • hololive ホロライブ公式公式208.6/分(720本・平均52分)

グループチャンネル(ReGLOSS・FLOW GLOW のユニット公式)は密度の数字こそ高く出ますが、配信本数が少なく1本あたりの平均尺も短いのが特徴です。短い告知・お披露目・記念配信が中心で、母数が小さいぶん密度が高く振れやすい。個人メンバーと同じ土俵で比べると誤解を招くため、分けて扱っています。

このデータの信頼性について

念のため、集計の確からしさにも触れておきます。本ランキングで合算した個人45名の総コメント数は約12.16億件。これは当サイトのコメント全文データベースの実件数とほぼ完全に一致します。 異なる経路で数えた2つの数値が一致することは、コメント数の集計が正しく行われていることの裏付けになります。

このランキングの楽しみ方

コメント密度は「どの配信がにぎやかか」をつかむ目安になります。これから初めて見るメンバーを選ぶとき、密度の高いメンバーは“お祭り”のような一体感を、密度の穏やかなメンバーは落ち着いて浸れる時間を期待できる、という見取り図として使えます。

また、この数字は固定的なものではありません。新ユニットがファンとの関係を深めれば密度は伸びていくでしょうし、配信スタイルが変われば数字も動きます。本ランキングは「これまでの積み重ねのスナップショット」として読むのがちょうどよい距離感です。各メンバー名から、その人の配信一覧やコメント検索にも進めます。気になった配信を実際に覗いてみると、数字の意味が体感できるはずです。

まとめ

コメント密度というレンズを通すと、ホロライブのにぎやかさが「物量」と「凝縮度」という2つの軸で立体的に見えてきます。兎田ぺこらのように両方を極めるメンバー、宝鐘マリンのように密度で頂点に立つメンバー、白上フブキのように積み重ねで物量を築くメンバー——それぞれの配信者としての個性が、数字にはっきり刻まれていました。

そして密度は、新しさよりもファンとの関係の積み重ねを映すこと、低い密度が決して不人気を意味しないこと——順位表の裏側にある、こうした“読み”こそがこのデータの面白さだと考えています。

算出方法

holo-metadata の実在動画(コメント有り・非hidden)について、メンバーごとの総コメント数 ÷ 総配信時間(分) で算出(=1分あたりコメント数)。世代(gen)は channels.json 由来。公式/ユニットチャンネルは個人メンバーと区別。durationMs を持つ動画の割合(coverage)も併記。

集計日: 2026-06-08